Panasonicの9型ナビの2代目が満を持しての登場です。
他社にない画期的なPanasonicのCN-F1Dが、首を振るCN-F1XDとして進化して登場しました。
変更点
- 左右にスイングするモニター画面
- 太陽の光に強い
- 振動対策を強化
- ボタンの操作性が向上
PanasonicのCN-F1XD オープン価格 2017年11月上旬発売
特徴
- 左右スイングで見やすくなったモニター画面、さらに搭載角補正機構も
- 太陽の反射に強いブリリアントブラックビジョン
- 悪路の走行試験を繰り返すことで耐震性が向上された
- ハードキーとソフトキーの連携でボタンの操作性が向上
- まとめ
1.左右スイングで見やすくなったモニター画面、さらに搭載角補正機構も。
- 見たい人に見たいように画面が傾く新構造。真正面だけだったF1Dから一歩前進し、左右に30度振り向いてくれるモニター。さらに、搭載角を補正してくれる支点調整ビスが4本追加された。モニター底辺を地面と水平にすることによって、首を振っても支点が補正されているので、画面の両端がうわ上がりにならない構造となっている。
2.太陽の反射に強いブリリアントブラックビジョン
- 前モデルは液晶と全面パネルの間に空気層があり、液晶とパネルの間で太陽光が乱反射して白っぽい画面になって見づらかった。新モデルは液晶とパネルの間にボンディング材を敷き詰め反射が低減され、液晶がクッキリとみえるように改善された。晴れた日中の運転席で約30倍のコントラスト比となっている。
3.悪路の走行試験を繰り返すことで耐震性が向上された
- モニターがせり出すときのデメリットは、支えから先が振動で揺れてしまうこと。新モデルは首が左右に振れることで支点の構造が複雑になった分、強度を一から見直し耐震性を向上させた。
4.ハードキーとソフトキーの連携でボタンの操作性が向上
- Panasonicのダイナビックはモニター前面を液晶のみにすることで、現在地ボタンやMENUボタンをモニターの上側面に配置。その為、その視認性が悪いことが指摘されていた。ステアリングリモコンが標準装備されていればある程度カバーできるが、無いと不便。新モデルは上側面のハードキーの視認性を向上させ、さらに液晶右下にソフトキーを配置させた。ちなみに新モデルではステアリングリモコンの割当機能にAUDIOとMENUが追加されている。
5.まとめ
- カーナビ市販業界のなかでPanasonicオリジナルとして、その存在を確立してきた構造である「フローティング」ですが、大画面では先駆者であるアルパインが追随してきました。アルパインは得意とする車種専用設計を踏襲し、画面を大きく11型にし、Panasonicの先代フローティングF1Dを多く取り付けたトヨタ、ハイエースを筆頭に、プリウス、C-HR、ランクル、N-BOXなど車種を絞り込んでの発売となっています。インパネにフェイスを一体化して取り付けてきたカーナビですが、そのモニターを立体的に表現して存在感を表に出す手法は、車両メーカーでは、メルセデスベンツやマツダがいち早くメーカー装着で採用しています。ここに市販品でPanasonicとアルパインが参戦し、新たなカーナビの方向性を占う分岐点に差し掛かったといえるでしょう。
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