AmazonプライムMusicの邦楽アーティストは今後増えるか?

邦楽をたくさん聴きたい人はどのサービスを選ぶべきでしょうか?

目次

  1. 木村カエラがプライムで聴き放題
  2. 邦楽の充実がプライムMusicの課題
  3. 音楽聴き放題 VS CD購入
  4. 手持ちのCDをMP3化
  5. 邦楽の聴き放題は今のところここ一択か
  6. まとめ

1.木村カエラがプライムで聴き放題

まずはプライムMusicに待ちに待った「木村カエラ」が登場しました。

ニューアルバム

PUNKY

とのタイアップであるのは我々には関係ありません。

あのファンキーな曲たちが聴き放題であればいいのです。

Prime Music対象タイトルが全部で9枚。

2.邦楽の充実がプライムMusicの課題

Amazonプライムは年会費税込み3,900円で、音楽、映画が視聴し放題。スマホで撮影した写真が高解像度のまま保存し放題。Amazonの購入送料が無料など、おいしい特典が目白押しです。

ですが、邦楽に関してのみ言うと、豊富とまではいきません。

例えば、サザンオールスターズ、ミスターチルドレン、スピッツ、レミオロメン、長渕剛、ポルノグラフティ、松任谷由美、ドリカム、・・・まだまだありますが・・・

この辺りの大御所が参加を見送っています

3.音楽聴き放題 VS CD購入

音楽を定額で聴き放題というスタイルは、消費者側の視点に立ち、効率を考えた合理的な方法であることは間違いありません。しかし端末にダウンロードまでできるとなると、手に持って味わうCDジャケットや、歌詞カードとの一体感は無くなり、所有の仕方がガラッと変わってしまいます。

この方法に賛同するかどうかはアーティストの考え方によると思いますが、デジタル信号として消費される音楽ではなく、ラックに入れてCDを所有し、それをステレオコンポにしのばせ、大音量で聴く音楽の価値は、同じ音楽でも聴き手にとって、異なる音色に聴こえるかもしれません。そこを日本のアーティストと所属事務所がどう考えるかでしょう。

聴いてもらうことを優先するか、音楽の価値をパッケージとして購入してもらうか・・・

4.手持ちのCDをMP3化

月に1枚位のペースで、10代から20代にかけてCDを買いまくりました。100枚位は持っているでしょうか。

1枚の値段が3,000円でしたから、30万円位は費やしたでしょう。あるいはレンタルCDをカセットテープ、MDにコピーもしていました。

これらを手動でデジタル化してタブレットに取り込むことを考えました。手持ちのCDをパソコンにダウンロードして、MP3化し、タブレット(2012年Nexus7)にUSBで繋ぎ内部ストレージにコピーしました。

サザンはとりあえず2枚組を2個で4枚分をMP3化。

ミスチルはボレロをMP3化。

ユーミンはseason春夏選曲集。

槇原敬之はsmilingを。

小田和正は自己ベストでしょう。

山下達郎はこれです。

倉木麻衣はWish You The Bestを入れときましょう。

やり方

  1. 手持ちのCDをコツコツとパソコンのWindows Media PlayerでMP3化。
  2. wifiに繋がないダウンロード専用タブレット(2012Nexus7)をパソコンに接続し内部ストレージにコピー。
  3. googleのPlay Musicアプリを立ち上げ、ダウンロード済みのみの再生スタイルにしてランダムプレイ。
  4. そうすると、ほぼお気に入りのアーティストやアルバムだけの聴き放題プレイリストが作成されたことになります。

ただ、厳選していかないとAmazonのプライムMusicからのダウンロード曲が1000曲を超えていますので、32GBのストレージがあっという間にいっぱいになってしまいます。それでも邦楽がAmazonプライム上に少ないですし、手持ちのMP3音源をAmazon Musicアプリ上で聴く事ができない以上仕方ないでしょう。

ここで想定外の問題が発生しました。「季節感」という問題です。

5.邦楽の聴き放題は今のところここ一択か

時代の流れでしょうか、ここでは邦楽のデジタル化が進んでいました。

レコチョクは着メロで有名です。国内主要レコード会社共同出資の会社で、レコード会社直営を名前の由来にしています。邦楽に強いわけです。

アメリカを中心とした世界の音楽聴き放題市場から邦楽を守るべく、飲み込まれまいとする日本人の強い抵抗を感じます。

邦楽には邦楽のいいところ、洋楽には洋楽のいいところがありますので、日本の音楽嗜好者は「邦楽を守れ」とまでは思っていないでしょうが、国内レコード会社は日本のアーティストを大切にしていることは、レコチョクで感じ取れます。

月々980円で主要な邦楽が聴き放題です。

前述のタブレット(2012Nexus7)にCD邦楽MP3を突っ込んでいて感じるのは、ストレージの制限。マンネリ化した時の曲の入れ替えが億劫です。

先程言った「季節感」。これは以外と気になるところではあります。複数のアルバムをランダムで聴いていると真夏に「クリスマス・イブ」、真冬に「さよなら夏の日」が流れて来ることは避けられません。

レコチョクでは今の季節に合った曲がセレクトされています。

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更に、是非ともAmazon Musicにも欲しかった歌詞表示。それと端末内のMP3もレコチョク内楽曲と合わせて再生可能なのです。

私のように30万円以上のCDを買う音楽好きには月々980円のレコチョクは、計算すると25年以上聴きまくれるので、いいんじゃないでしょうか。

6.まとめ

Amazon Musicのいいところは、何といっても金額の安さです。月々325円で音楽聴き放題、動画見放題、写真撮り放題など、Amazonで商品購入を継続したい人にとっては、オマケ以上で、どちらが主役かわからない食玩のようです。

ただ、新譜や参加していないアーティストに関しては、購入せざるを得ない環境です。

邦楽に関しては、Amazon Musicしかり、Apple Musicしかり、欧米系の聴き放題は、前述のレコチョクにはかないません。

他社にはない邦楽の豊富さを特色として、今後伸びる可能性はあります。ただ、CDをゼロにすることは日本においてはまだ考えにくいので、CDと聴き放題がどこまで共存できるかは時間がたってからわかる話です。

とりあえず、1か月無料を試してみて、継続するかどうかの判断でいいんじゃないでしょうか。

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