年会費税込3,900円払ってAmazonプライムを利用すると、ジャケット写真の左上に「プライム」と書かれた楽曲やアルバムを追加料金無しで聴く事ができます。
その楽曲やアルバムの事を「Prime Music」と言います。「Amazon Music」というアプリを使えば、自分の気に入った「Prime Music」だけを集めて、プレイリストを作る事ができます。このプレイリストはまるで１つの同じアルバムのようにひとまとまりになっているので、連続プレイやランダムプレイに対応しているのです。
例えば１０枚のビートルズのアルバムを集めて「The Beatles」というプレイリストを作るとします。
写真のように複数のアルバムが集まったプレイリストは、左上にランダムに選ばれた４枚のジャケット写真が掲載されます。
右上の点点点マークを押すと下の写真のような編集画面が開きます。
ジャケット写真の左にある六つの点々に指先で触れ、好きな曲と曲の間に移動して指を離す(スワイプする)と、曲順を好きなように変えられます。
もちろんパソコンのAmazon Musicというソフトをamazonからダウンロードすれば同じことが出来ます。編集のしやすさはパソコンの方が優れているような気がします。こちらがパソコン用Amazon Musicのプレイリストの編集方法です。
次から次へとお気に入りの曲が流れるのは楽しいものです。
１つ１つの曲をデジタル化して販売する許可をアーティストに取り付けたのは、Appleのスティーブ・ジョブズといわれていますが、交渉にかなり時間がかかったようです。
その辺りはウォルター・アイザクソンが執筆した彼の自伝に詳しいですが、問題はビートルズのAbbey Roadのように複数の曲が１つのアルバム内で完結している場合に起こります。
Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandのように１つのテーマに沿って曲順が決まっている場合はもちろん、曲と曲の間に無音部分が無い繋がった２つの曲を、全く別々の曲として聞いてもらうことにアーティスト側はかなり難色を示すのは間違いなかったのです。
これが解決した時に、デジタルミュージック全体の価値が今よりも上がり、この世界にまだ参加していないアーティストに影響を与えるかもしれません。
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